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カートが空です

Okinawa(Special Edition) by Anders Petersen

Okinawa(プリント付特装版) | アンデルス・ペーターセン

¥66,000


プリント付特装版:限定30部
箔押しされた特別スリップケースに収められています。
*写真は3種類・各10部限定(サインあり)
*サイン入ポスター同封
*プリントサイズ:220x150mm / イメージサイズ:210x140mm

A: School girl (sold out)
B: Cat (残 1部)
C: Boys and a girl (残3部)

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240 x 182mm | 120頁 | 上製本(表紙箔押し)
*写真プリント (サイン・ナンバリング)一葉(3種より選択/各10部限定)
*箔押しスリップケース
*サイン入ポスター
デザイン: 鈴木 聖
発行:T&M Projecst (2018年11月)
ISBN: 978-4-909442-07-9


「Okinawa」は、ヨーロッパを代表する写真家、アンデルス ・ペーターセンにとって、初めてとなるアジア・日本を舞台とする作品群です。
代表作「Café Lehmitz」で知られているように、人の営みやその場の持つ空気を鋭くも温かい目線で撮影するスタイルは今まで多くの人から賞賛を得てきました。本作の「Okinawa」は2000年にヨーロピアン・アイズ・オン・ジャパンのプロジェクトの3週間に及ぶレジデンスプログラムに招聘された際に作られたシリーズです。
2000年に沖縄で開催された小さな展覧会とその際に発行された合同図録以外に、数点が他の作品集には収録されているものの、 本作はこれまでまとまった形で発表されてきませんでした。

あとがきで書かれているように、ペーターセンは沖縄について知るために現地の歴史を訪れる前に調べました。第二次世界大戦の際に起こった一連の出来事は彼にとっても強烈でを「人として、写真家として、この情報とどう向き合えばいいのか」、また「簡単にはみえない、写ることのない歴史に潜む影」とどう付き合えばよいのかと思いを抱きます。それまで撮影してきたヨーロッパ各地とは違った不安感とともに沖縄に降り立ったのでした。
沖縄では那覇の繁華街である国際通りを中心に、路上や酒場、ビーチなどで沖縄の人々や動物を撮影してきました。孤独でありながらも、人との交流に心を奪われたペーターセン。生命が持つ尊厳や愛を見事に写し出した本作は、ペーターセンの数多ある作品群のなかでも目立つものになります。

本作品集は、まとまった数の作品群を日本側に渡され、自由に編集・デザインを任され作られました。表紙の図版は職人技が光る箔押しとなっており、印刷は黒と銀によるダブルトーンで行われています。 何度もペーターセンとのキャッチボールをし、出来上がった1冊です。

Anders Petersen (アンデルス・ペーターセン)
1944年、スウェーデン生まれ。現在、スウェーデン・ストックホルム在住。世界各地で展示をし、多数のアワードも受賞している。また、数多くの写真集も出版している。ストックホルムの写真専門学校 Fotoskolanにて写真を学び、のちにDramatiska Institutetでも学んだ。1970年には、Saftraという写真家集団をKEnneth Gustavssonとともに立ち上げる。ペーターセンは、代表作である「Café Lehmitz」での作品でよく知られているかもしれないが、路上や人が集まる場所を撮影し、その場が持つ空気を鋭い目線で撮影する。また、人の営みや愛情に尊厳を持って立ち向かうスタイルは世界各地から賞賛を得ている。展示や出版のほかに、世界各地でワークショップも開催している。